| 学習・教育目標 | 関連する基準1(1)(a)〜(h)の項目 | 評価方法 | 備考 | |
| (A)社会に対する責任を自覚する能力 |
(A-1)教養の向上と認識 技術者として,工学知識のみならず幅広くかつ優れた人格・性格形成を育成するための社会で通じ る教養を身につける. さらに,人々の幸福・福祉を視野の広い見識で捉えられるように,学問の広さを認識し,自ら の目的に応じた学習を行う. |
(e) (b) |
「経営学」,「社会福祉論」等の授業では,メディアに
取り上げられる経済問題や直面している<人の生きにくさ><高齢化社会>
<障害への遭遇>に対して関心を持ち,みずから進んで考える力を身につけたかどうかを,
レポートあるいは小試験,定期試験で評価する. 「経済学」では,経済全体の動きを大雑把にとらえる「マクロ経済学」と 諸個人の合理的な行動を前提に組み立てられる「ミクロ経済学」の典型的な理論を中心に解説し, 「経済学」の基礎的な知識と考え方をじっくり学びます. 日常の経済・社会現象や人々の活動を常識にとらわれることなく,経済学的に把握・評価できる能力を 定期試験・記述式(空所補充問題、計算問題、重要語句の説明、重要理論の解説など) と受講態度で行う. 「インターンシップ」は,インターンシップの最後に行う発表会における プレゼンテーション,実施報告に関するレポート,実施の状況により評価する. |
指定:共通教養科目(経営学,経済学,社会福祉論,日本語表現法,生命科学,国際経済論,自然環境論,
科学技術論)の8科目の内自然環境論を含む5科目以上 指定:基礎科目(技術と倫理),専門科目(技術者倫理) 選択:共通教養科目(生涯スポーツT),基礎科目(科学的問題解決法,資源とエネルギー,インターンシップ,社会奉仕実習),専門科目(キャリアデザイン,特別講義)の専門科目から2科目以上 |
|
(A-2)道徳の向上と世界観 技術者として,工学の発展が人々の生活を豊かにし,幸せをもたらすことを考え,自らの道徳心を向上させ,地球に住むすべての調和と共生をめざした世界観を身につける. |
(a) (b) (c) |
「生命科学」,「自然環境論」等の授業では,資源,エネルギー問題について,科学的に正しい認識を持つ
と共に,自らの意見を述べ,議論できる力を持てるようになったか,国際化の中で工学の役割を認識するた
めに,生産要素・情報の企業戦略を理解し,国際経済環境の変化と為替市場の仕組みを学びつつ,
経済統合・国際協調の精神を身につけ,人類が手にした科学と技術の発達が今日の豊かさをもたら
した反面多くの環境問題を引き起こしている事実を学習し,人間と自然との共生の考えを身につけたかどう
かを,レポート,小試験,定期試験で評価する. 「国際経済論」では,長引く平成不況の中で規制緩和・地方分権などの行政改革の課題を学習し, 国際経済学は国際経済社会の秩序・体制のそのなかで行われる種々の国際経済取引の原因・成果調整などの 仕組みを理解し,国々の協調・協力が重要であることを学習する.この科目は,定期試験,中間テスト, レポートにより評価する. |
||
|
(A-3)技術者倫理 工学に関する技術あるいは知識が社会に貢献する重要さを認識し,その倫理を尊び,社会に対する責任の自覚を身につける. |
(b) (e) |
「科学技術論」の授業では,科学・技術の進歩について,人類の未来に大きな役割を特に技術革新の
面から捉え,社会・経済の発展,人間の生活における利便性や豊かさの向上に大きなインパクトを与
ことを理解し,科学・技術の本質を「技術とは何か」について論じ、その技術論の中で科学と技術の
関わりを身につける.この科目は,定期試験、レポート、小テストにより評価する. 「技術と倫理」,「技術者倫理」等の授業では,これからの技術者が身につけるべき工学あるいは技術者倫 理を多角的に学習し,その道徳と精神を身についたかどうかを,レポートあるいは小試験,定期試験 で評価する.さらに,実践的な社会奉仕実習を通して,その精神の置き所を身につける. この科目は,社会奉仕実習発表会におけるプレゼンテーション,レポート,実習の状況により評価する. 「キャリアデザイン」では,自分を見つめなおし,社会情勢を理解することにより, 自らのキャリアデザイン(人生設計)が確立できるようになる.この授業は,進路に対する 問題意識を早い時期から持ち続けてもらうために,進路を決定しなければならない 第6セメスター(3年生後期)前の3セメスター(第3〜5セメスター)を利用し,各セメスター5 回の集中講義方式で進め,各授業後,あるいは,各セメスター後にレポートにより評価を行う. 「特別講義」では,企業における仕事と求める人材について,開発や設計を30年近く担当してきた経験を基に, 仕事への取り組み方・考え方・心構えを講義する.この科目は,毎回の授業時の意見発表回数、 内容、内容の質の変化(向上度合い)などによる評価と第1週と第15週の時間内に作成したレポート 各1枚の内容により評価する. |
||
| (B)機械周辺工学の基礎知識 | 機械工学を学ぶ上で基本となる数学,自然科学の基礎知識を習得する.さらに,機械と人間との共生および調和をめざすため, 機械周辺工学の基礎知識を習得する. |
(c) (g) |
「初修物理学および演習」と「物理学T」では,高校物理の学習範囲において入学直後にプレースメント
試験を行い,習熟度クラス編成を行い,e-ラーニングによる予習,復習,理解を深める演習による自己学
習環境を整え,工学ぶ基盤となる,質点の力学の典型的な問題を解く力を獲得する.さらにこの科目では,
問題の背後にある原理を分析し,明確な論理を使って解を表現する能力を身につける.この科目は,統一
共通試験を実施し,演習・小テスト,e-ラーニングによる自習記録により評価する.さらに,発展科目と
して高等学校での物理の電磁気現象に関する内容と,大学での本格的な電磁気学としての基礎を身につけ
る. 「物理学U」では,電磁気学に関して微積分学を出来る限り使用せず,電場や磁場についての基礎概念を培 い,電流(運動する電荷)が磁場を作り,変化する磁場によって誘導電場が生じるという関係を理解する. この科目は,例題や演習問題を通じ,講義への理解を深め,定期試験,演習,小テスト,レポートにより 評価する. 数学関連の基礎科目から応用科目として,線形代数学では,行列の基本変形,行列式の基本性質, クラメルの公式,逆行列の計算,1次変換の概念,内積と外積,連立一次方程式の一般的解法を身に つける.次に,一次独立性,数ベクトル空間,固有値と固有ベクトル,線形空間の考えを身につける. さらに応用科目として「数学解析」ではフーリェ級数,ラプラス変換について習熟させ,工学への応用法 を身につけているかどうかをレポート,小試験,定期試験で評価する.「微分積分学」,「微分方程式」 では,理工学を学ぶのに基礎となる微分学の意味を正確に理解し,様々な関数の微分法およびその応用 について習得する.微小量の概念を使いこなして,どのように微分方程式を求めるか,微小量の間の関 係式(微分方程式)を積分して有限な量の間の関係をどのようにして得るかを,工学の立場から理解し, 身につける.さらに,「確率・統計」では生産の現場で用いられる各種データに対して統計的な仮説検 定および推定の解析手法が適切に適用できる能力を身につけているかどうかをレポート,小試験, 定期試験で評価する. |
指定:基礎科目(初修物理学および演習または物理学T,微分積分学T,線形代数学T),専門科目(確率・統計)
選択:基礎科目(物理学U,微分積分学U,線形代数学U)から2科目以上、専門科目(微分方程式,数学解析)から1科目以上 |
| (C)機械工学の基礎知識,専門知識 | ハイテク産業機器,日常の生活機器など技術の中核にある「ものづくり」の原点である機械工学の基礎知識を習得する.さらに,機械周辺工学および機械工学の基礎知識に立脚して,機械工学の専門知識を習得する.具体的には,材料と構造,運動と振動,エネルギ−と流れと計測・制御,設計と生産,機械とシステムの各分野において習得する. |
(d) (b) |
「機械工学概論」では,機械や装置はどのように作られているか,機械を構成する要素はどのようなものか,どのような材料で作られているか,どのような力が加わりどのような変形を生ずるか,どのような工作機械を使って,どのような方法で加工するか,どのような設計をするか,またこれらがどのように応用されているかなど機械工学に関する基本的な事項について解説し,演習を行い,レポートと演習,定期試験により評価する.
「流れ学」,「材料力学」,「熱力学」等の基幹となる専門科目では,講義とその演習実験を組み合わせることにより,確かな工学知識を身につけ,理論あるいは現象の理解を深める. 材料と構造では,材料の機械的性質とその試験法を理解し,得られる情報を解析し,材料強度評価を破壊靭性等の考えを入れ,材料強度について習得する.特に,応力解析の基本となる,応力・ひずみの概念,引張と圧縮の問題,はりの曲げ問題,軸のねじり問題を理解するとともに,これらの事柄が機械構造物の強度設計に深く関わっていることを認識する. 1)軸力およびせん断力を受ける部材の応力計算 2)はりのせん断力図・曲げモーメント図作成と曲げ応力計算 3)ねじり荷重を受ける部材の応力・変形計算 さらに,材料力学演習・実験を通して習得した知識が,機械構造物の強度設計との深い関わりを知るとともに,材料力学的素養を身につける. 1)軸力およびせん断力を受ける部材の応力・変形計算 2)はりの応力・変位計算 3)軸のねじり応力・変形計算 4)組み合わせ荷重を受ける部材の応力解析 5)ひずみエネルギーおよび衝撃荷重を受ける部材の応力・変形解析 6)軸圧縮力を受ける部材の座屈解析 の各項目を学習し身につけているかどうかをレポートあるいは小試験,定期試験で評価する. 運動と振動では,機械システムの一つである自動車を通じて,工学理論と実際の結び付きについて理解を深めることを目標とする.また,基礎的な自動車力学を解くことができる力を身につける.さらに,機械専門科目の理解を容易にするため,機械の現状を充分に把握させ,よりよい性能の機械を設計,製作するために必要とする基礎知識を理解できる.特に,機械力学について直面するであろう諸問題について解決できる力を講義,演習や実験を通じて習得する.実験,演習では,機械力学を応用した自動車に関連して,実験を通じ,機械力学を応用しうる柔軟な思考を身につける.その為に,実際に目で見,体験してもらうことを重視した.機械の運動の基礎となる,機械力学の知識を得る.また,それらの知識だけでなく,実際に応用できる力が身につけているかどうかをレポートあるいは小試験,定期試験で評価する. エネルギ−と流れでは,次のような工学知識を身につける. 「流れ学」「流れ学演習実験」「流体力学」の三位一体科目では, 1.流れに関する工学的な諸問題に対応できる. 2.流れ学の解説や理論,公式などの物理的意味を深めることができる. 3.演習問題を通じて流れ学に親しみ,理解できる. (1)圧力,密度,流量,損失ヘッドについて説明できる. ・全圧,静圧,動圧の関係を説明できる. ・ベルヌーイの式を適用して,基本的な問題を解くことができる. ・運動量の法則を適用して,基本的な問題を解くことができる. (2)渦度と循環について説明することができる. ・速度ポテンシャルと流れ関数について説明することができる. ・複素関数を用いて,速度ポテンシャルと流れ関数を表すことができる. を理解し,連続の式,エネルギ−の式及び運動量の法則を演習問題で復習を行う.その後,流体機械の演習問題で復習を行って理解を深め習得しているかどうかをレポート,小試験,定期試験で評価する. エネルギー関連科目では,次のような工学知識を身につける. 「熱力学」「熱力学演習実験」と「伝熱工学」では, @温度,熱エネルギー,エンタルピー等,熱力学用語を正確に理解する. A各種単位系の変換演算ができる. B熱力学の第一法則に従い,熱−内部エネルギー−仕事の変換に関する計算ができる. B完全ガスの性質を理解するとともに,各種状態変化について状態量変化,エネルギーの出入り等が計算できる. C熱力学の第二法則にもとづく可逆・不可逆現象を理解する. D熱サイクルの基本を理解し,カルノーサイクルの状態変化が記述できる. E伝熱の三基本形式である熱伝導,熱伝達および熱放射の違いを理解し,説明できる. F熱通過による伝熱の諸問題を解析的方法により探究する. G熱通過の際の伝熱量や温度変化の具体量を算出できるようになる. を学習し,エネルギー関連の主要な項目についての演習と課題を行うことにより,その理解を深める. また,内燃機関の工学実験,教室での卓上教材により実際の熱サイクルの仕組みとエネルギーの取り出し方を体験的に学び,各種熱サイクルについて理論的評価ができるようになっているかどうかをレポート,小試験,定期試験で評価する. |
必修:専門科目(熱力学演習実験,流れ学演習実験,機械力学演習実験,材料力学演習実験) 指定:専門科目(熱力学,伝熱工学,流れ学,流体力学,機械力学,移動体工学,材料力学) 選択:専門科目(機械工学概論,材料強度学,流体機械)から1科目以上 「熱力学演習実験」では,peel evaluationを試み,学生同士の授業評価結果を評価として組み入れる. |
| (D) デザイン能力,課題の理解力 | (D-1)課題の分析能力 課題に対して,社会環境,法規制,機能上の要求を踏まえた上で現状の問題点を認識できる能力を身につける. さらに一般的な問題点を機械技術の面から検討し,機械技術的な問題点に分解・整理できる能力を身につける. |
(e) (h) (f) (g) |
「ものづくり論」,「材料工学演習実験」では,導入教育として,「生産システムからみた」「材料設計からみた」
「機械加工からみた」「製品品質の管理からみた」ものづくりを輪講し,ものづくりの面白さを学ぶとともに,
今後のものづくり学習に必要な知識を整理し,活用できるようになる.具体的には複数の分野の知識が必要な
演習問題を解くことができ,複合的知識を必要とされる実験で理解できるようになる.また,CAEが活用できること,
X線を用いた計測方法を理解し,学んだ知識を実際に活用できる能力が身につけているかどうかをレポート,
小試験,定期試験で評価する. 「卒業研究ゼミナール」は,今まで学習した工学知識の総まとめとして,早期に導入し,課題の分析能力, 機器の利用能力を習得し,専門分野に関連した研究テーマが与えられ,レポート,試問により評価する. この科目は,次に開講される「卒業研究」を修得するための基礎となる科目であり,物理現象を科学的に判断する という実証的経験並びに実験における思考の過程を体得することが主な目的である.「卒業研究」では, 卒業論文評価基準に基づき,論文内容,プレゼンテーションにより評価する. |
必修:専門科目(卒業研究,卒業研究ゼミナール,材料工学演習実験,
機械加工実習,機械製図,機械製図基礎演習,機械製図演習,設計製図の基礎,設計製図,応用機械製図) 指定:専門科目(機械工作法,工業材料,材料組織学) 選択:専門科目(ものづくり論,機械要素設計,機械設計工業デザイン,機械加工学,複合材料学,鋳造工学, エコマテリアル)から6科目以上 「エコマテリアル」では,授業評価は,各項目終了後に「Evaluation Card」を配布し, 各学生の講義内容の理解度を評価し,授業に反映する. |
| (D-2)問題に対する解決方法の探索能力 機械技術的な問題点について,機械工学の基礎および専門知識の応用により解決方法を探索する能力を身に つける.さらに既存の知識では解決できない問題について,明らかにすべき項目を整理し,それに対する 研究・開発計画を立案・実行する能力を身につける. |
(h) (e) (f) (g) |
「機械要素設計」,「機械設計」等では,機械の基礎となる歯車,軸受,ブレーキ,
ばねの規格や用語を理解し,これらの機械部品の基礎設計ができるようになる.さらに,機械設計のための基礎
用語を理解し,機械要素の基礎となるねじ,キー,軸,軸継ぎ手の基本設計ができるようになっているかどうか
をレポートあるいは小試験,定期試験で評価する. さらに,「工業デザイン」では,工業デザインの必要性,社会との関連,他のデザイン分野との関係などを 理解し,21世紀のデザインを学習し習得しているかどうかをレポートあるいは小試験,定期試験で評価する. 「卒業研究ゼミナール」は,今まで学習した工学知識の総まとめとして,早期に導入し,課題の分析能力, 機器の利用能力を習得し,専門分野に関連した研究テーマが与えられ,レポート,試問により評価する. この科目は,次に開講される「卒業研究」を修得するための基礎となる科目であり,物理現象を科学的に判断する という実証的経験並びに実験における思考の過程を体得することが主な目的である. 「卒業研究」では,社会のニーズの取り込み方等の課題設定に至る背景および必ずしも正解のない問題に取り組み,その解決に至った過程を評価する. |
||
| (D-3)課題の解決能力 既存の機械にとらわれず創造性を持って,機械工学の基礎および専門知識の応用により決定される設計要件を満足する機構・構造・形状を検討・決定できる能力を身につける.さらに機能に最適の材料・加工法を選択できる能力を身につける. |
(d) |
「工業材料」「材料組織学」「複合材料学」等では,ものづくりの基本である加工に対し
て,加工方式を体験的に学習・理解し,課題の作品を完成させ,それにより,もの作りの概念・プロセスの
概略を理解し,簡単な製品の製作を計画出来る力を身につける.また,機械加工の基礎から最新の技術まで
の加工方式を学ぶことによって,加工技術の進歩の方向付けが出来る能力持つ.一方,工業製品を製造する
場合,製造方法によっては強度等に影響を及ぼすばかりでなく,コストにも大きく影響を与える.したがっ
て数多くの工作法を知り,かつその特徴を十分理解させることによって,次のような最も適した製造法を選
ぶことができる能力を身につけているかどうかをレポートあるいは小試験,定期試験で評価する. 工業材料を最適に選択する上で, 1.材料の分類,構造,構造解析法 2.金属材料の状態図,組織,性質 3.鉄鋼材料の構成成分と分類 4.非鉄金属材料,セラミックスの特徴 5.材料の機械的性質, 化学的性質,評価 6.資源循環型社会と材料との関係に関する基本的知識を理解できる能力を身につける. 工業材料の設計・開発に役立つように, 1.材料の性質が何で決まるのか,ということを理解し, 説明できる 2.工業上最も重要なFe-C系状態図を正確に記述できる 3.Fe-C系状態図に基づいて相変態を 説明できる 能力を身につける. 鋳造工学では, 1.鋳造工程が説明できる 2.溶融金属を鋳型に鋳込んだ時の凝固の進行過程と説明できる 3.鋳造品の鋳造条件と材質との基礎的関係が説明できる 4.鋳造品の設計の際に考慮すべき事項を述べることができる ことを習得する. 複合材料については, 1.複合材料の製造に有効な強化素材,複合化方法を述べることができる 2.複合材料における基本的な複合構造について説明できる 3.繊維及び粒子強化金属基複合材料の力学的特徴を述べることができる 4.複合材料設計・製造の際の問題点とその対策に関する基礎的事項を説明できる能力を養い,身につける. 特に,エコマテリアルの概念を理解し,地球環境保全の対策,新しい技術について基礎知識を理解し,機械工学におけるエネルギー関連技術,非エネルギー関連技術に関して環境負荷の低減策を理解できる能力を持つ. 「機械工作法」では,機械工作法の中の鋳造,溶接,塑性加工について,それぞれの大要を近年開発された新技術まで 視野を広めて学習し,幅広く機械工作法の基礎知識を修得する.この教科は,定期試験, 小試験,レポートにより評価する. 「機械加工実習」では,機械加工によるものづくりの概要および加工方式の進化を体験的に学習し, 実習を通してものづくりの楽しさ,面白さを経験させることによって,機械工学への興味と関心を植え付ける. 豆ジャッキの製作では,製作図面から製品を完成させるまでの全体的なプロセスを体得し, 「機械製図」において製作図面を作図し,本実習の工作機械基礎実習およびNC旋盤実習とのリンクにより関 連教科のつながりを理解する.本実習では,汎用旋盤作業と測定等関連作業とにより機械加工の基礎知識 と技能を体得し,NC旋盤におけるNCプログラミングを学習する.CAD/CAM実習では,インタ−ネット接続に よるネットワ−ク生産実習システムを理解し,図形デ−タの作図から加工までの手順を体験的に学習する. 光造形実習では,3D-CADで作成されたモデルから、製品完成までの一連の製作手順を実習し、ラピッド プロトタイピングについてその有効性を実習する。 この科目は,各実習において与えられた課題の製品を完 成させること,作業報告書では各ショップの作業内容を正しく理解し報告すること,実習到達度では各実習に おける作業の理解度により評価する. |
||
| (D-4)作図能力 製図規格および製図通則を理解し,それに沿って機械の全体および部品形状を正確に他人に伝えるための図面作成能力を身につける.3D−CADを利用した立体モデリング能力を身につけ,設計から製造まで一元的に利用できるデータの作成能力を身につける.パラメトリック製図技術を理解・習得し,設計変更に柔軟に対応できるデータの作成能力を身につける. |
(d) |
「機械製図」では,機械・器具などの図面を描くための基礎的なことがらを学び,JISに定められた機械製図規格およびその関連規格にしたがった作図法および図面解読能力を養う.この科目は,定期試験,作品評価,検図・試問,宿題により評価する.
「 機械製図基礎演習」では,「機械製図」において修得した製図の基礎知識を基にして,数種の機械部品(豆ジャッキ、スパナ、ギヤーポンプなど)について,スケッチを行い,それぞれの部品の形状・寸法の測定を行うとともに,加工方法,工程,仕上面状態など,加工に必要な情報を詳細に検討し,それらのデータを基にして部品図と組立図を描く手法を体得する.この科目は,作品評価,検図・試問,宿題により評価する. 「機械製図演習」では,3次元CADの基本的な操作方法,ならびにこれまでに習得した機械製図の基礎知識を基にして,CADの特徴であるパラメトリック製図の概念を習得させながら,機械要素部品を三次元CAD上にモデリングするとともに,二次元図面上に表現する技術を習得する.この科目は,3次元CADによる実技試験課題評価,試験により評価する. 「設計製図の基礎」「設計製図」「応用機械製図」では,最新の設計技術に基づいた設計手法をこれまでの専門的授業によって習得した機械設計製図の基礎知識を生かして,受講者に課せられるテーマ(はすば歯車減速機及びうず巻きポンプ)の部品を選び,設計計算だけでなく3次元CAD手法を修得させる.「設計製図の基礎」「設計製図の基礎」、「応用機械製図」に継続して実施されることで、それぞれのはすば歯車減速機およびうず巻きポンプにおける一連の設計手法における手順を完結するようにカリキュラムが組まれている。 1.はすば歯車減速機では,歯車モジュールと歯数ならびに軸径の決定および構想図の作成ができる. 2.うず巻ポンプでは,ポンプ動力と羽根車の設計および軸径の決定および構想図の作成ができる. 3.はすば歯車減速機,うず巻ポンプを教材に許容応力値での機械構造計算および3次元モデリング,図面作成ができる. はすば歯車減速機,うず巻ポンプの組み立て図の完成に伴い,機械構造計算および3次元モデリング,図面作成を習得し, 完成できる能力を習得しているかどうかを定期試験,作品評価,検図・試問,宿題により評価する. |
| (E)情報収集力,機器の利用能力 | (E-1)適切な機器の使用能力とその応用 ある課題に対し,その要求を満たすために情報を収集する適切な手段と方法を習得することを目的とする.非常に膨大 な情報から課題の仕様(期日,情報の確かさ,課題に対する適性度等)を考慮しつつ,マルチメディアの利用方法を習得する.さらに,コンピュータ言語を体得し,数値計算に必要な基礎知識を習得する. |
(d) (c) |
「情報処理基礎」「情報処理演習T」では,工学技術者としての適切なコンピュータ機器の使用を
習得し,それらに関わるモラルや国際的な常識を身につける. 1.情報倫理についての知識とその解決策の提示 2.報告書の作成(グラフ処理) 3.実験レポート作成の基礎 4.プレゼンテーション能力 を習得し使えることができる能力を身につける.さらに応用面では, 1.データの流れを理解し,アルゴリズムを組み立てる 2.コーディングマナーを守り,可読性の高いプログラムの構築 3.プログラムの動作チェックのための適切なテストデータの理解 を習得し,各課題ごとの解析プログラムをC++言語で作成し,そのプログラムを実行して,問題の解が得られたら 一様目標に到達したものと見なすが,最終目標は,より理想的な解析プログラムを作成する. さらに,「数値計算法」「計算力学実習」では, 1.有限要素法の基本的概念の理解 2.Javaプログラミングの技法 3.計算技法と解析に対する能力 を習得しているかどうかを定期試験,小テスト,宿題などのレポート評価により評価する. |
必修:基礎科目(情報処理基礎),専門科目(制御工学演習実験,物理学実験,機械工学実験) 指定:専門科目(計測工学,制御工学,システム信頼性解析,品質管理) 選択:基礎科目(情報処理実習T),専門科目(数値計算法,計算力学実習,人間工学,生産システム工学)から2科目以上 「制御工学」では,学生が記述する毎回提出の”EVALUATION CARD"に記載される講義内容の記述によって, 授業の進捗状況,説明の不足などを補い,また授業アンケ−トの記述を参考にする. |
| (E-2)計測制御工学を基盤とした情報システム 計測制御工学を基盤とした情報システムの工学的に要請される技術のステアリングは多岐にわたる. このため,計測技術を通じ,集められた情報を的確に制御し,システム化する能力が問われる.そこで, 課題を解決するために必要な情報と不必要な情報の選択をする能力と,調和のとれた技術応用を習得し, 人間と協調した工学の知識を身につける. |
(d) | 「計測工学」,「制御工学」「制御工学演習実験」等では,線形時不変連続確定的制御系の
基本的知識を機械工学の立場から,工学系の入出力の概念が工学的に活用できることを基本的目標とし,
制御系固有の定量的表現ができ,その応答特性から制御系を特定化できるまで,制御工学の知識を涵養する. 1)ブロック線図から伝達関数を求めることができる 2)微分方程式から伝達関数を求めることができる 3)伝達関数の安定性を判別できる 4)ステップ応答の最終値を求めることができる 5)RCローパスフィルタのボード線図を書くことができる 能力を身につける. さらに,応用面では, (1)人間の身体的,生理的,認知的特性に関する事項を理解し,説明できる (2)生体情報計測技術に関する基本的事項を理解し,説明できる (3)人間工学的問題点を明らかにし,改善方法を提案できる 能力を身につける.それらの具体的な計測においては,単位,有効数字および測定誤差の意味を理解し, その応用力養い,信号処理の考えを理解できる能力を身につけているかどうかをレポートあるいは小試験, 定期試験で評価する. 「システム信頼性解析」では,信頼性工学に応用する立場から,確率・統計学の基礎事項を学習し, これを基にシステム信頼性評価法,高信頼性システムの設計法などの考え方を理解する.この科目は, 定期試験,小テストにより評価する. |
||
| (E-3)実践的な情報の活用能力 実践的な情報の活用能力「ものづくり」の基本は,情報の収集により新しいアイディア,発想が生まれること が多い.自然にある物理現象を体得し,工学に関係する技術として活用するための実験をとおして社会に 通用する知識を習得することを目的とする.ここでは,機器を利用して適切な方法と正しい手段で情報を 集め,情報を選択し活用できる能力を身につける. |
(d) (c) |
「物理実験」では,自然現象は物理法則を用いて説明できるということを理解するとともに,物理学の基本的事項を正しく理解し,また得られた結果を正しく評価して説明するために,数値を用いた定量的な測定結果を正しく評価し結論を導く力,得られた結果の信頼性を評価する能力を身に付けるとともに,レポート作成・口頭試問などにより第3者に理解させることができる能力を身についているかどうかをレポート,実験ノート,口頭試問により評価する.
「機械工学実験」は機械工学,電気・電子工学,材料などに関連した基礎学問を実地に学ぶ科目であり,物理現象を科学的に判断するという実証的経験を積み,実験によって思考の過程を体得する.実験結果より得られた内容を理解するとともに,工学の基本的事項を正しく理解でき,得られた結果を正しく評価して説明するために,どのような手法を用いるべきかを理解して実際に活用できる技術者に育成しているかどうかをレポート実験ノート及びディスカッション(考察内容)により評価する. さらに,「品質管理」,「生産システム工学」では,ISOを始めとする品質を中核としたマネジメントの推進方法を理解し,方針管理のしくみ,品質保証体系のしくみと科学的問題解決法にもとづく品質改善の知識を身につける.特に,生産管理用語を理解させ,現場での情報交換ができる能力をつける.生産管理の解析方法のうち,簡単な例を定式化し,それを解析する能力を身につけているかどうかをレポートあるいは小試験,定期試験で評価する. |
| (F)表現力と国際性 | (F-1)自己学習能力 受身の講義で得られる知識だけでなく,身近な出来事から地球環境,最先端技術まで,あらゆることに 興味を抱き,調査や研究をとおして理解するまで学習を続ける能力を身につける. |
(g) (f) (a) |
「基礎ゼミ」では,受身の学習ではなく積極的に学習する習慣,自己学習能力の修得お よびその楽しさを知るとともに,グループで活動し,チームワークを組んで与えられたテーマに取り組み, 問題を解決していく能力とともに研究成果を発表する能力を養い,身につけているかどうかをレポート, プレゼンテーションにより評価する. 授業は少人数教育で行い,計画段階から実施報告,結果の報告を 担当教員とディスカッションすることにより,報告・コミュニケーションの実践の場とする. |
必修:共通教養科目(基礎ゼミ) 指定:外国語科目(基礎英語1等の科目列より1系列,専門英語1,2) |
| (F-2)学習したことに対する表現力 工学的な知識を基に設計あるいは開発において,自分の考えを伝えたり,他の技術者の考えを理解したり できる,確かなディスカッション能力と表現力を身につけ,技術者としての資質を高める. |
(f) (a) |
技術者として国際的に通用するために習熟度別クラス編成により,その教育効果を高め,
TOEICの評価基準をクラス編成に反映させている. 基礎英語1,2では, 語彙,文法の基礎的な能力を身につける. ・発音,音読の基礎的な技能を身につける. ・4技能の基礎的な能力を身につける. ・TOEICテストの受験に必要な基礎力の育成を目指す. このレベルを習得する. 英語コミュニケーション1,2では, ・語彙力,文法力,及び発音の技能を高める. ・さまざまな場面での基本的な日常会話を理解し,これらの日常会話で必要な機能や表現を運用する能力を身につける. ・比較的平易な文章をある程度の速さで正確に読み,英語で概要・要点をまとめる能力を身につける. ・ TOEICテストで370〜400点以上を目指す. このレベルを習得する. 英語コミュニケーション5,6では, 進んだ英語学習に対応できる語彙力,文法力を身につける. ・さまざまな場面での発展的な日常会話やオフィスの会話を理解し,これらの会話場面で必 要な機能や表現を運用する能力を身につける. ・比較的平易な文章を速読し,英語で概要・要点をまとめたり,自分の意見や感想をまとめる能力を身につける. ・TOEICテストで420〜450点以上を目指す.このレベルを習得する. 次にクラス再編成を行い,TOEIC到達レベルによりクラス分けを行い,習熟度別に学習能力を高める. 英語コミュニケーション5,6では, ・進んだ英語学習に対応できる語彙力,文法力を身につける. ・さまざまな場面での発展的な日常会話やオフィスの会話を理解し, これらの会話場面で必要な機能や表現を運用する能力を身につける. ・専門分野の入門的な文章をある程度の速さで読み,英語で概要・要点をまとめたり, 自分の意見や感想をまとめる能力を身につける. ・TOEICテストで440〜470点以上を目指す. このレベルを習得する. 英語コミュニケーション7,8では, ・TV,ラジオのニュースや映画の英語を通して語彙力を高め, 音声変化に習熟させることによってリスニング能力を高める. ・聞き取った内容について英語で概要・要点をまとめたり,自分の意見や感想をまとめて発表する能力を高める. ・TOEICテストで520点以上を目指す.このレベルを習得する. 英語コミュニケーション9,10では, ・エッセイ,新聞・雑誌の記事を速読する能力を高めるとともに, TV,ラジオのニュースなどを聞き取るリスニング能力を高める. ・読み取った内容や聞き取った内容について英語で概要・要点をまとめたり, 自分の意見や感想をまとめて発表する能力を高める. ・TOEICテストで600点以上を目指す. このレベルを習得しているかごどうかを定期試験,中間試験,小テストで評価する. 次に国際的に通用するコミュニケーションを身につけ,文化を習得する.この科目でも, 習熟度別のクラス編成を行い,学習効果を高め,すべてのクラス担当者がネイティブスピーカーにより,実施されている. オーラルコミュニケーション1,2では, ・日常会話に必要な基礎的語彙を増やし,その用法に習熟する. ・さまざまな場面を設定し,ことばの機能を学ぶ. ・ ロールプレイを演じることにより基礎的な会話能力を身につける. このレベルを習得する. オーラルコミュニケーション3,4では, ・身近なトピックについて聞いたり,読んだりしたことを口頭で説明出来る. ・自分の意見や感想をつけ加えて発表出来る. ・簡単なディスカッションを行う能力を身につけるこのレベルを習得する. オーラルコミュニケーション5,6では, ・外国の異文化のトピックに関する話を聞いたり,読んだりして,ディスカッションやディベートに参加し, 口頭発表が出来る. ・専門分野に関する記事を読んだり,聞いたりして,その内容についてディスカッションやディベートや プレゼンテーションを行う能力を身につける. このレベルを習得しているかどうかを口頭発表,小テスト,課題・レポートにより評価する. |
||
| (F-3)コミュニケーションとチームワーク能力 国内あるいは国際的な場面において,様々な分野の技術者間あるいは技能者―技術者間でのコミュニケーション の重要さを認識し,技術者として求められる素養を身につける.さらに,技術者として人々に信頼されつつ, 協働しながら事業に取り組める信頼感を養う能力を身につける. |
(f) |
初修外国語としてドイツ語,フランス語,韓国語,中国語の内から1科目以上を系統して受講指定している. 基礎1では,次のような項目について習得する. 挨拶,自己紹介など日常的な表現を身につける. ・発音・文法の基礎事項を習得する. ・語彙数: 200語程度 基礎2では,次のような項目を習得する. ・衣食住,家族関係など,一日の行動に必要な日常会話能力を身につける. ・簡単な読み書きが出来るための文法事項を習得する. ・語彙数: 500語程度 ・検定基準: 4級程度 応用1では,次のような項目を習得する. ・日常生活の様々な場面で適切な会話ができる. ・基本文型を習得し,より長い文を読み書きできる. ・語彙数: 700語程度 ・検定基準: 4〜3級程度 ・日常生活の様々な場面で適切な会話ができる. 応用2では,次のような項目を習得する. 意見や感想などを正確に表現できる. ・文法・文型の一般事項を習得し,長い文の要旨を把握できる. ・語彙数: 1000語程度 ・検定基準: 3級程度 このレベルを習得しているかどうかを定期試験,小テスト,課題,レポート,により評価する. さらに国際的な工学知識の基礎レベルを習得するためにFE資格に照準を当てた「専門英語1」と「専門英語2」を開講し,工学全般的な基礎的な能力を身につけているかどうかを定期試験の得点のみにより評価する.特にFE試験・午前の部の12科目すべてを開講し,自由選択クラス制を取っている.評価基準は,統一共通試験を行い,実点でのみ評価し,FE試験合格程度を合格基準としている. |