自由曲面の創成法           

                            

  CADにおいて自由曲面を作成する場合,通常、スプライン関数を使用する。

しかし、スプライン関数を使用する方法では、図3のように点列を碁盤目状に指定しなけれ

ばならない。形状によっては、碁盤目状に点列を指定するには、時間が掛かる場合がある。

本研究では、任意の点列や線から自由曲面を作成する。本理論では多重調和関数を使用した

補間法を活用している。図4-8に本手法により作成された自由曲面の例を示す。これらの形状

をプリミティブとした合成が容易に行え、動画像やモーフィング画像も容易に作成できる。なお、多重

調和関数を使用した補間法は、多次元の数値積分に活用することもできる。(詳しくは発表

論文および国際会議のプロシーディングを参照して下さい.)

  

図3 従来の自由曲面の定義法

 

  

  (a) 表面点                (b)得られた形状

図4 新しい自由曲面の定義法(ミロのビーナス)

 

  

 (a) 表面点                (b)得られた形状

図5 新しい自由曲面の定義法(顔)

      

          (a) 入力データ                 (b)得られた形状

図6 新しい自由曲面の定義法(ミロ)

 

     

     (a) 入力データ           (b)得られた形状

図7 新しい自由曲面の定義法(月光菩薩 2.5次元)

 

      

 (a)  入力データ                (b)得られた形状

図8 新しい自由曲面の定義法(仮面  2.5次元 線と点による図形)