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update 2022.Feb
Research
Embodiment身体性とは,道具が自身の手足のようになることです.
Embeddedness環境へのあてはめとは,道具と一体になった自身を適切に周辺環境に適応させることです.
この脳の二つの特性を活かして,人間が自ら安全に快適に道具や機械を操れることを目指しています.
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click it, if you want to know its details. Thank you.>
<以下のいくつかの画像には論文などへの外部リンクがあります.詳細を知りたい場合,画像をクリックしてください>
■人間行動のモデル化
・心理学的,認知科学的な知見を統合し,人間行動について研究しています.
■自動車運転時の車両感覚
・意のままに操れる車両開発を目指し,前方詰め寄り,車幅感覚など車両とドライバの一体感について研究しています.
■運転しやすいコックピットレイアウト
・今後の電動化によってこれまでの設計制約が取り払われる中で,操縦系のレイアウトについて研究しています.
■自動車からの情報呈示
・コックピットデザインにおけるシンプル化を目指し,ドライバへ伝えやすい情報呈示の方法を研究しています.
■自動運転の快適性
・自動運転車乗車時および自動運転車と遭遇したときの恐怖感やストレスの払しょくを目指し,高速道路の合流など他の交通参加者との共存のための自動運転制御のセッティングを
研究しています.
・安全な交通社会を目指し,自動運転車と歩行者の関係性について研究しています.
・自動運転モードからドライバへの権限移譲のスムースさを目指し,自動運転車乗車時の乗員の過ごし方について研究しています.
■運転教育
・クルマに代表される輸送機械を適切に操縦するための分かりやすい講習カリキュラムを研究しています.
■身体性
・より道具をうまく操る能力の開発を目指し,機械や道具との一体感や安心感が得られるための操作側の心理的,認知科学的な解明を行っています.
■機械との対話
・ロボットと人間のコミュニケーション促進を目指し,入力時の機械の応答と入力者の印象について研究しています.
■ドローンの操縦感覚
・道具と人間の関係性向上に向けて,視線移動評価など三次元空間移動体を操る能力について研究しています.
■作業姿勢の負担評価
・扱いやすい道具の肝を見出すために,道具操作時の負担を生理学的に評価しています.
■高齢者QOLの向上
・外出機会の促進を目指して,観光地など未舗装路での車椅子の押しやすさの向上,乗り心地向上を研究しています.
・人が自ら身体を動かすことを善としたうえで身体的負担の軽減を目指し,荷物の運びやすさを研究しています.
■意識水準の評価
・機械の作動状況を監視する際の覚醒度の評価方法を研究しています.
©Tanida
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